民主党も一体改革の議論加速/「仙谷調査会」が始動  PDF

民主党も一体改革の議論加速/「仙谷調査会」が始動

 民主党の「社会保障と税の抜本改革調査会」(会長=仙谷由人代表代行)は1月27日、初会合を開き、政府と並行する形で社会保障と税の一体改革についての議論を始めた。仙谷会長は「21世紀型の社会保障のシステムと、それを支えていく財政的基盤をどう考えていくか。調査会で熱を込めて議論しなければならない」と述べ、党内議論を活発化させるとした。

 調査会は今後、週1回程度開き、政府から一体改革の検討状況を聞くほか、関係団体からの意見も聴取する。内閣官房から「政府・与党社会保障改革検討本部」の議論について聞き取りした。

 一体改革について民主党はこれまで、藤井裕久官房副長官の下、「税と社会保障の抜本改革調査会」で議論してきた。藤井氏が政府側に入ったため「社会保障と税の抜本改革調査会」に改名し「仙谷調査会」として再スタートさせた。

 番号制度については、社会保障と税制の両方に絡むため「党税制改正プロジェクトチーム」と合同で会合を開き議論することになった。

 仙谷調査会の主な役員は次の各氏。
 ▽会長=仙谷由人▽会長代理=小沢鋭仁▽副会長=古川元久(筆頭副会長)、城島光力、石毛子、長浜博行、松崎公昭、藤末健三、後藤斎、高橋千秋、中塚一宏、辻泰弘、西村ちなみ、足立信也、泉健太、谷博之▽事務局長=大串博志(1/28MEDIFAXより)

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