民主、補正予算は未執行分を停止/停止項目は「今後の議論」  PDF

民主、補正予算は未執行分を停止/停止項目は「今後の議論」

 民主党は、2009年度補正予算の一般会計約14兆円のうち、未執行の事業について政権移行後に停止することを決めた。効果が期待できないと判断した事業の執行を取りやめ、代わりに「子ども手当」など、より効果的な政策の財源として活用する。

 民主党の直嶋正行政調会長は取材に対し、「未執行の事業を停止したい。どの項目を停止するかは今後、議論していく」と述べた。福山哲郎政調会長代理も「見直しは党の方針として決まっている」と述べた。

 09年度補正予算のうち厚生労働関係では、救急医療の確保などに向けて都道府県が2次医療圏ごとに策定する地域医療再生計画に応じて財政支援する「地域医療再生基金」(総額3100億円)が計上されている。直嶋政調会長は、同基金を執行停止の対象に含むかどうかについては明らかにしなかった。(9/4MEDIFAXより)

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