死因究明制度、超党派の議員立法化も/自民・民主両党議員が示唆

死因究明制度、超党派の議員立法化も/自民・民主両党議員が示唆

 「医療の良心を守る市民の会」が9月6日に開いたシンポジウムで、診療関連死の原因究明制度法制化に向けて自民、民主の両党議員が議論を交わした。双方が示している制度概要を踏まえ、両党間での調整を経て議員立法化を目指す考えに同意する場面があった。福田康夫首相の辞任表明で国会情勢が不透明感を増す中、両党間の調整による折衷案を模索する動きが本格化する可能性も出てきた。

 シンポジウムには古川俊治参院議員(自民) と鈴木寛参院議員(民主) が参加した。超党派による議員立法化について、古川氏は「制度の普遍的な意味からもその方が望ましい」と賛意を示した。鈴木氏も「議員立法化のためにこれまで努力してきた。舛添要一厚生労働相も議員立法化を目指している」と述べ、調整に意欲を示した。(9/9MEDIFAXより)

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