死亡者数、戦後最多の114万人/08年人口動態統計推計値  PDF

死亡者数、戦後最多の114万人/08年人口動態統計推計値

 2008年に死亡した人の数は114万3000人(前年比3万5000人増) となり、戦後最多となる見通しであることが、厚生労働省の「08年人口動態統計の年間推計」で分かった。死亡数が100万人を超えるのは、03年以来6年連続となる。

 08年人口動態統計の年間推計は、同年1−10月の「人口動態統計速報」と同年1−7月の「人口動態統計月報(概数)」を基礎資料として、「日本における日本人」について推計した。

 死亡数を死因別に見ると、がん(34万3000人) が最も多く、次いで心疾患(18万4000人)、脳血管疾患(12万6000人) の順。死因上位は07年と同じ傾向だった。出生数は109万2000人(前年比2000人増)で2年ぶりに増加。出生数と死亡数の差である自然増加数はマイナス5万1000人となり、前年から3万2000人減少した。

 婚姻数は73万1000組で前年を1万1000組上回った。離婚数は25万1000組で4000組減った。離婚数の減少は6年連続。(1/5MEDIFAXより)

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