次期改定へ「救急は深刻」で一致/中医協・基本問題小委  PDF

次期改定へ「救急は深刻」で一致/中医協・基本問題小委

 中医協・診療報酬基本問題小委員会(委員長=遠藤久夫・中医協会長)は7月8日、次期診療報酬改定に向けて救急医療体制全般にわたる議論を開始した。厚生労働省医政局が救急医療の現状を説明する資料を提示。診療・支払い各側委員からは、次期改定でも救急医療の充実を図るよう求める意見が相次いだ。

 個別の診療報酬点数項目についてではなく、救急医療全体の議論を中医協の場で進める理由について、遠藤委員長は冒頭、「改定の方針は社会保障審議会で議論されるが、小児・産科・救急など次期改定で避けられないものについては、基本診療料との関連で議論を進めたい」と説明した。

 この日の基本問題小委には、厚労省医政局指導課の三浦公嗣課長が出席し、救急医療をめぐる制度上の措置や、予算上の措置について総括的に説明した。(7/9MEDIFAXより)

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