次期介護報酬改定、年内に諮問・答申へ/給付費分科会・大森分科会長が提案
社会保障審議会・介護給付費分科会の大森彌分科会長(東京大名誉教授) は12月3日、同分科会で「次回、審議報告案について議論した上で、12月いっぱいで諮問・答申をしたい」と述べ、次期介護報酬改定の諮問・答申を12月中に行うことを提案した。
厚労省が9月の介護給付費分科会で提示した次期改定のスケジュールによると、12月中旬に介護報酬改定の基本的考え方をまとめ、年末の2009年度政府予算編成と合わせて介護報酬改定率を設定し、09年1月下旬に介護報酬改定案を諮問・答申する予定としていた。しかし、改定率はすでに約2カ月前倒しで決まっており、次期改定に向けた議論は異例の早さで行われる見通しだ。(12/4MEDIFAXより)