標準化死亡比、男性は大阪・西成区が最高/03−07年、厚労省調査
厚生労働省は1月30日、全国の年齢階級別死亡率に基づく期待死亡数と実際の死亡数の比較によって算出する「標準化死亡比」の2003−07年の市町村別比較などをまとめた「人口動態保健所・市区町村別統計」の概況を発表した。標準化死亡比が最も高かったのは、男性は大阪市西成区の170.3、女性は東京都奥多摩町の148.3だった。
以下、男性では東京都奥多摩町の149.6、大阪市港区の138.7が続いた。低い順では横浜市青葉区の
72.9、 川崎市麻生区の73.5、東京都国分寺市の75.1となった。女性では上位に東京都日の出町の135.6、大阪市西成区の131.5が続き、低い順では沖縄県北中城村の60.8、北海道壮瞥町の63.7、神奈川県開成町の69.2となった。
女性1人が生涯に産む子どもの数を示す合計特殊出生率の比較では、鹿児島県伊仙町の2.42、同県天城町の2.18、同県徳之島町の2.18と鹿児島県の3町が上位を独占。低い順では東京都目黒区が0.74、京都市東山区が0.75、東京都中野区が0.75だった。(2/2MEDIFAXより)