未収金、3年累計で1施設約1410万円/四病協の09年調査結果
四病院団体協議会の総合部会が1月27日開かれ、治療費未払問題検討委員会から「診療における患者負担金の未収金に関する調査結果」の最終案が報告された。四病協は、今週末まで各団体からの意見を求めた上で最終版をまとめる予定だ。四病協の未収金関連調査は2005年と09年にそれぞれ実施した。未払問題検討委員会によると、09年調査の累積未収金総額は、1年累計総額が約136億円(05年調査218億円)で1施設平均約548万円(同716万円)。3年累計総額では約318億円(同425億円)で1施設平均約1410万円(同1620万円)。09年調査の未収金額は05年調査と比較すると減少しているが、同委員会は「未収金の額は、まだ病院にとって看過できない数値だ」としている。
最終調査結果を受け、四病協では、未収金改善に対する今後のアクションプランについて検討を進めていく予定だ。(1/28MEDIFAXより)