服薬中患者の保健指導、効果実証の調査スタート/
厚労省・検討会
厚生労働省の市町村国保における特定健診・保健指導に関する検討会は12月18日、ワーキンググループ(WG) から調査や議論の経過について報告を受けた。服薬中の患者に対する保健指導の効果を検証するための調査は、予定している10施設のうち9施設で11−12月に順次スタート。残る1施設でも2009年2月の開始に向けて準備が進んでいることが報告された。
調査は、涌谷町町民医療福祉センター(宮城県)など10施設で、それぞれ高血圧や糖尿病など生活習慣病で服薬治療中の患者20−40人を募集。通常の治療のみの患者と検査結果などを比較して保健指導の効果を明らかにするほか、医療費に差が出るかどうかなどを検証する。(12/19MEDIFAXより)