有識者会議「再生計画の内容に格差」/1月中に正式決定
「地域医療再生計画に係る有識者会議」(座長=梶井英治・自治医科大地域医療学センター長)は1月25日、初会合を開き、各都道府県が策定した計画について意見を交わした。高い評価を受けた計画があった一方、厳しい指摘を受けた計画もあり、計画内容の格差を指摘する声も上がった。厚労省は意見を取りまとめ、1月中にも地域医療再生基金の交付を正式決定したい考えだ。
有識者会議は、都道府県の計画に技術的助言を行うことを目的に設置された。委員は6人で年1回程度会合を開く。この日の会合では「医師確保関係」「医療機関の機能分担・連携関係」「救急・周産期・小児医療関係」「在宅医療関係」の4点を柱に意見を
交換した。
厚労省は2009年度内に、各計画について10年度の実施計画の提出を求める予定。実施計画を基に再度、有識者会議を開くことも検討する。(1/26MEDIFAXより)