有老ホーム在所者、増加傾向続く/厚労省調査
厚生労働省が2月9日に公表した2008年の「社会福祉施設等調査」の結果によると、10月1日時点で有料老人ホームに在所していた人は14万798人で、07年調査から2万6225人増えていたことが分かった。施設数は3400施設で、07年から729施設増加した。定員は17万6935人で、07年から2万8954人増加した。有料老人ホームは在所者数、施設数のどちらも、介護保険制度が始まった2000年以前から増加傾向が続いている。
軽費老人ホームの在所者数は8万3098人で、07年から1880人増加した。施設数は2095施設で36施設、定員は8万8059人で1692人、07年からそれぞれ増えた。
養護老人ホームでは在所者減少
一方、養護老人ホームの在所者数は05年以降、減少が続いている。08年は6万2075人で、前年から331人減少した。施設数は964施設で07年から6施設増えたが、定員は6万6239人で136人減った。
調査は、86種類の社会福祉施設や15種類の障害福祉サービス等事業所などを対象に、毎年10月1日時点の施設数などを調べている。(2/10MEDIFAXより)