有老ホーム在所率82.6%、老福施設93.3%/厚労省調査
厚生労働省は11月30日、社会福祉施設の規模や在所率、職員体制などを毎年調べている「社会福祉施設等調査」の最新結果を公表した。2010年10月1日時点の有料老人ホームの在所率(定員に占める在所者数)は前年比1.4ポイント増の82.6%、養護老人ホームや軽費老人ホームなどの老人福祉施設の在所率は0.7ポイント減の93.3%だった。
調査は、全82種類の社会福祉施設5万343施設と障害者自立支援法による15種類の障害福祉サービス事業所を対象に実施した。このうち老人福祉法による老人福祉施設については4858施設分(92.3%)、有料老人ホームは4144施設分(86.4%)を集計した。
経営主体については、老人福祉施設の場合、社会福祉法人74.5%、市区町村21.1%など。有料老人ホームでは、その他の法人(営利法人を含む)88.6%、社会福祉法人6.2%、医療法人4.9%となっている。(12/1MEDIFAXより)