明細書「全患者が希望」は26.5%/日医調査  PDF

明細書「全患者が希望」は26.5%/日医調査

 日本医師会は7月7日、レセプト調査に合わせて実施した明細書発行に関する調査結果を公表した。全患者が明細書発行を希望した診療所が26.5%あった一方、全患者が希望しなかった診療所も13.0%あった。日医は「患者の希望はさまざま。今後の患者ニーズの変化に注視したい」としている。

 希望する患者の割合が2割未満だった診療所は20.7%、2−5割が12.7%、5−8割が13.0%、8割以上が14.2%だった。

●後期高齢者診療料「要件分かりにくい」

 2010年度診療報酬改定で廃止された後期高齢者診療料についてもアンケートを実施した。同診療料の算定を届け出たが実際には算定しなかった診療所が挙げた理由(複数回答)では、「算定要件が分かりにくかった」が40.0%でトップ。「算定の必要性を感じなかった」36.8%、「患者に説明しづらい」30.5%、「包括払いに反対」28.4%などが続いた。(7/8MEDIFAXより)

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