日本の「幸福度」43位/米研究組織の世界調査
米政府が出資する研究組織「ワールド・バリューズ・サーベイ(世界の価値観調査)」はこのほど、約100カ国・地域を対象に「幸福度調査」を実施、市民が最も幸せを感じているのはデンマークだと発表した。日本は43位で、最下位はムガベ独裁政権が続くジンバブエ。
米ミシガン大学を拠点とする同組織は1981年から2007年にかけて、対象国・地域の計約35万人に、(1)非常に幸せ、(2)まあまあ幸せ、(3)さほど幸せでない、(4)まったく幸せでない―のいずれに該当するかを質問。さらに「最近の生活にどの程度満足しているか」を尋ね、回答を総合的に分析した。
その結果、2位以下はプエルトリコ(米自治領)、コロンビア、アイスランド、北アイルランド(英国)だった。
そのほかは、米国16位、英国21位、ブラジル30位、フランス37位、中国54位、韓国62位、インド69位、エジプト74位、ロシア89位、イラク92位などだった。【共同】