日医連、自民党支持を白紙撤回/執行委員会で方針転換を決定
日本医師連盟は10月20日、執行委員会を開き、自民党支持の白紙撤回を決めた。日医連と日本医師会を明確に分離する方針についても了承を得た。2010年7月の参院比例代表選挙への対応については、医師の代表として現職の西島英利議員の推薦を支持する意見が多数を占め、西島氏支援の方針を再確認した。
また、同連盟の唐澤祥人委員長(日本医師会長)は「衆議院総選挙を総括する」と題した文書を配布。8月の衆院選で日医連として民主党を支持すべきではなかったかとの批判が出ていることも踏まえ、「民主党などほかの野党に日医の医療政策を理解してもらう努力が足りなかった」と反省の弁を述べた。その上で「政権交代後のあるべき姿」について「日医が提言する医療政策を実現し得る政党との関係を強化しなければならない」と強調。政権与党と政策論議に取り組める連携体制を早急に構築する方針を打ち出した。(10/22MEDIFAXより)