日医連、民主・安藤氏を推薦/自民・西島氏は「支援」に  PDF

日医連、民主・安藤氏を推薦/自民・西島氏は「支援」に

 日本医師会の政治団体である日本医師連盟(委員長=原中勝征・日医会長)は5月11日、執行委員会を開き、参院選比例代表の組織内候補として、前執行部時代に推薦を決めた西島英利参院議員(自民)の推薦を取り下げ、病院団体が推す民主党新人の安藤高朗氏の推薦を決めた。ただ西島氏は「支援」の位置付けとし、都道府県の医師連盟が独自に西島氏を応援することは容認した。原中委員長は、政権与党との関係を重視して推薦は民主党候補1人とするものの、候補者は一本化せずに、西島氏の推薦を決めている各都道府県の意向にも配慮するという折衷案を採用した。また、みんなの党の清水鴻一郎元衆院議員も「支援」とした。

 日医連の集票力は、故・武見太郎会長時代の120万票から徐々に下がり続け、前回2007年の参院選では、組織内候補の武見敬三氏が18万6616票で落選した。(5/12MEDIFAXより)

ページの先頭へ