日医副会長に中川・横倉・羽生田氏
日本医師会の副会長選挙は4月1日午後、東京・本駒込の日医会館で行われ、中川俊男氏が174票、横倉義武氏が173票、羽生田俊氏が165票を獲得して当選した。投票人数は355人、投票総数は1065票、無効は0票、白票は59票、有効投票数は1006票だった。
●「非キャビネット選挙」明確に
中川氏と横倉氏は、会長選で敗れた京都府医師会長の森洋一氏と現職の唐澤人氏が、そろって推薦した候補。羽生田氏はどの陣営にも属さずに出馬した。副会長の3人全員が、午前の会長選で選ばれた原中勝征・日医新会長の推薦候補ではない新執行部となり「非キャビネット選挙」の特徴が明確に表れた格好だ。
投票は代議員1人が副会長候補3人を連記する形で行われた。3人以内であれば1−2人の記名でも有効となる。落選した候補の獲得票数は、松原謙二氏が151票、吉原忠男氏が122票、内田健夫氏が97票、多田羅浩三氏が83票、中嶋寛氏が41票だった。(4/1MEDIFAXより)