新高齢者制度に一定の評価/国保中央会・田中常務理事
国保中央会の田中一哉常務理事は9月7日の定例会見で、厚生労働省がこのほどまとめた後期高齢者医療制度の廃止後の新たな高齢者医療制度に関する「中間とりまとめ」について、「医療保険者の一本化をかねてから主張してきた。そういった方向性は望ましいと思う」と述べ、将来的に国保を都道府県単位で統一することを盛り込んだことを評価した。
一方、暫定的に高齢者を都道府県単位、若年者を市町村単位とすることや、都道府県単位で扱う高齢者を75歳以上とするか65歳以上とするかについては「まだ見えない。もう少し見えてこないと分からない部分もある」とした。(9/8MEDIFAXより)