新高齢者制度「これではできない」／自民・大村氏

　自民党の厚生労働部会（加藤勝信部会長）は８月４日、厚生労働省が７月２３日に中間取りまとめ案を提示した高齢者医療制度改革について担当官から説明を受けた。大村秀章衆院厚生労働委員会筆頭理事は、新制度の基本骨格について「はっきり宣言しておくが、これはできない」と明言。現行の後期高齢者医療制度を設計したときの苦労を説明した上で、都道府県や保険者などの財政調整の難しさを指摘した。

　また、加藤部会長は厚労部会で、部会の下に医療小委員会と介護小委員会を設置することを明らかにした。（８/５MEDIFAXより）