新規開業医のための基礎講習会開く  PDF

新規開業医のための基礎講習会開く

従業員教育の悩み等にアドバイス

 協会は新規開業医のための基礎講習会を7月16日に開催した。6医療機関7人の参加があった。

 関理事長の挨拶の後、経営部会・北村裕展理事が保険医協会の利用の仕方について説明した。続いて、河原社会保険労務士から「集患対策」として、広告宣伝の効果から適切な広告宣伝の方法について、また、雇用管理対策として、従業員とのトラブルを避けるためにも、雇用時に労働条件を明確にした雇用契約を結ぶことの重要性等について解説した。さらに保険部会・古家敬三部員から、審査の流れと保険請求の留意点、指導制度の概要について説明した。

 最後に、先輩開業医として、医療安全対策部会の砺波博一理事から、医院を安定的に運営していくためには、看護師をはじめ優秀な従業員を確保することが重要であると同時に長く勤めてもらうことがひとつのポイントであるとアドバイスした。

 参加者からは、従業員の教育に関して、面接時に好印象であっても、一旦採用すると気が緩むのか、わがままになる従業員がいる。従業員のレベルを維持していく上でどういった教育をしていけばいいのかとの質問が出された。

 協会からは、医院経営をしていると様々な問題が起こってくる。雇用者側が思いもよらぬところで、予想もしない不満を従業員が抱えている場合があるので、そういった雰囲気を感じたら個別に面談を行い、問題解決に努めることが必要である。従業員の入れ替えが激しいと医院経営は安定せず、また患者への印象も悪くなるので、従業員対応はしっかりと行うことが必要であると助言した。

 続いて、参加者から受付での患者に対する接客の重要性が言われているが、受付での患者対応に問題があるような従業員には、どのような対応をすればいいのかと質問が出された。

 協会からは、個人の資質の問題もあるが、気になることがあれば個別に呼び出し、こちらの考えをしっかり伝える必要がある。例えば、受付での電話対応の良し悪しは、医院のイメージにも大きく影響するので、従業員の適材適所をしっかりと見極めることも重要であると助言した。また、協会で開催している「接遇マナー講習会」をはじめ医療機関の従業員対象の様々な講習会を説明し、ぜひ活用していただくようおすすめした。

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