新規開業予定者のための講習会開く  PDF

新規開業予定者のための講習会開く

開業前の事業計画と開業後の雇用管理を中心に

 協会は、新規開業を考えている勤務医を対象に「新規開業予定者のための講習会」を3月13日に開催した。共催は有限会社アミス、協賛は株式会社ビー・エム・エル。第1講目の「銀行融資を受ける際の留意点」を株式会社京都銀行の山本雄悟氏、第2講目の「初めが肝心!採用・雇用・広告、失敗しないための基礎知識」を株式会社ひろせ総研の河原義徳氏(特定社会保険労務士)がそれぞれ講師を務めた。

 山本氏は、ポイントは事業計画をしっかりと立てることとし、戸建とテナント開業の違い、開業地選定での注意点、診療科別の必要な開業資金の違いを解説。自身でもある程度の調査が可能な診療圏調査の方法を紹介した。事業計画を策定する際、収支見込みを甘く設定する傾向がみられるので、はじめは必要最小限の設備で開業し、徐々に専門性を高めるために大きくしていくイメージを持って計画を立てるようにと説明した。最後に、市場金利よりも低利で魅力的な協会との提携融資を有効に活用していただくよう促した。

 河原氏は、採用・雇用を進めるにあたり、開業医は経営者という点で、勤務医とは立場が異なることを自覚することが大事。スタッフに何をしてもらうのかを明確にし、条件面等を伝え、採用後にトラブルにならないように進めることが大切であると強調した。求人広告では、最近の傾向としてネット媒体が増えてきていると紹介。広告宣伝では、宣伝効果が大きい口コミを重視しながら、ホームページやタウンページの他、間接的に来院につながる看板等も工夫すると効果的であると説明した。

 その他、株式会社ビー・エム・エルの杉井貴之氏は、電子カルテ導入による情報共有や管理等での利便性を説明し、「開業医向け電子カルテシステム、Qualis(クオリス)」を紹介した。

 最後に、北村理事から、自身の開業経験、地区の住環境変化による開業状況の変化、地区医師会の役割や協会事業を説明。開業医は開業医ならではのやりがいを持って診療できるので、ぜひ夢を持って開業するようアドバイスし、講習会を締めくくった。

 今後年2回、同様の講習会を開催予定なので、ご興味のある方は奮ってご参加いただきたい。

ページの先頭へ