新要介護認定の検証に着手/厚労省検討会、13日に初会合
厚生労働省は4月13日に「要介護認定の見直しに係る検証・検討会」の初会合を開き、4月から施行した新要介護認定制度の検証を始める。新制度をめぐって「要介護認定の軽度化につながる」などの声が上がっているためで、実施状況を把握し、客観的なデータや現場の声に基づいた検討を行う。
初会合では、要介護認定の見直しの経緯や検証内容などを議論する予定。取りまとめ時期について厚労省は「未定」(老人保健課)としている。
【要介護認定の見直しに係る検証・検討会メンバー】
(敬称略)池田省三(龍谷大教授)▽石田光広(東京都稲城市福祉部長)▽木村隆次(日本介護支援専門員協会長)▽高橋紘士(立教大教授)▽高見国生(認知症の人と家族の会代表)▽田中聡子(大慈厚生事業会ケアハウス大慈施設長)▽田中滋(慶応大教授)▽対馬忠明(健保連専務理事)▽筒井孝子(国立保健医療科学院福祉サービス部福祉マネジメント室長)▽野中博(博腎会野中医院長)▽樋口恵子(高齢社会をよくする女性の会理事長)▽本間昭(日本認知症ケア学会理事長)▽三上裕司(日本医師会常任理事)▽結城康博(淑徳大准教授)(4/13MEDIFAXより)