新要介護認定、4月施行の凍結を/民医連
全日本民主医療機関連合会(民医連)は3月18日、新要介護認定制度の4月施行の凍結を求める声明を発表した。厚生労働省が17日に認定調査項目の判断基準を一部修正したことに対し「修正されたのは3点のみで、修正内容は不十分」と指摘。現在の認定制度の総合的な検証や国会での審議を求めた。
民医連は、1次判定の段階で軽く認定された結果を2次判定で変更することは困難で、新制度は「軽度判定化」を促進する仕組みになっているとした。さらに、認定調査員や認定審査会を対象とした研修会は2時間程度と短く、新制度に当たっての準備をするには不十分と主張した。(3/19MEDIFAXより)