新型フルワクチン接種事業始まる  PDF

新型フルワクチン接種事業始まる

 厚生労働省の新型インフルエンザワクチン接種事業が10月1日、始まった。新型インフルエンザワクチン接種を「新臨時接種」として位置付ける予防接種法改正案が成立していないことから、10月以降「新臨時接種」の開始まで国の事業として実施する。

 今回の接種事業では、ワクチン供給量が十分にあることから優先接種対象者を定めずにすべての国民を対象に実施。予診のみで接種を行えなかったケースについても医療機関で実費徴収できるとした。また、予防接種者数の把握のため、医療機関に対しては月ごとに接種者数の報告を求めている。

 厚生労働省は「受託医療機関における新型インフルエンザワクチン接種実施要領」を改正し▽接種対象者▽接種場所▽副反応等に関する報告▽そのほか実施にかかわる留意点─などを定めた。(10/4MEDIFAXより)

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