新型インフル「峠越え」/WHO、警戒水準は維持
世界保健機関(WHO)のチャン事務局長は6月3日、新型インフルエンザの世界的大流行(パンデミック)について「最も激しい(ウイルスの)活動期は過ぎたと判断した」とする声明を発表した。6月1日に開かれた事務局長の諮問機関、緊急委員会による見解を追認したもので、事実上の「ピーク越え宣言」に当たる。一方で声明は緊急委の見解として「世界的には大流行はなお続いている」と指摘。
引き続き、感染状況の監視を怠らないよう各国に求めた。【ジュネーブ共同】(6/7MEDIFAXより)