新党日本・田中康夫代表と懇談/住江会長  PDF

新党日本・田中康夫代表と懇談/住江会長

 保団連・住江憲勇会長と竹崎三立副会長は、3月16日、国会内で新党日本代表の田中康夫参議院議員と懇談し、医団連緊急提言の実現とレセプトオンライン請求義務化撤回、外来管理加算の時間要件の撤回、自主共済の保険業法適用除外、歯科医療の充実を訴えた。

 田中代表は自身の長野県知事時代の経験などもふまえ、緊急提言の内容に全面的に賛同することを表明。住江会長、竹崎副会長と医療問題について幅広く意見交換した。

 田中氏は「2008年12月の東京集会でも、福祉・医療・環境に重点配分することが地域の雇用を生むことだと申し上げた。ハコモノを作ればいいというものではない」「長野県知事時代にも、他県に先駆けて就学前児童の医療費無料化を実現し、その際には皆さまにもご協力いただいた」「75歳以上のお年寄りの保険料と窓口負担が合わせて2兆円。この負担が軽減されれば将来の不安がなくなり、安心して消費でき地域経済に貢献できる」「保団連や全国医師連盟(黒川衛代表)などとも連携して、医療の問題に取り組んでいきたい」などと述べ、保団連の取り組みに賛意を表明した。

 さらに、レセプトオンライン請求義務化問題についても「義務化撤回」に賛同を表明。田中代表の妹が医師であることから、女性医師が働きやすい職場環境を作ることについても積極的に取り組むことを表明した。

ページの先頭へ