文化企画 味と香りに大満足 第4回ワイン講座開く  PDF

文化企画 味と香りに大満足 第4回ワイン講座開く

 協会は、第4回目となるワイン講座を2月22日に開催。山本博理事を講師に、ワインの解説を行いつつ、さまざまなワインを楽しんだ。参加者は37人。以下に参加記を掲載する。

「ブルゴーニュ」に惹かれて 大友啓資(上京東部)

 ブルゴーニュという言葉の魅力に惹かれて、今回のワイン講座に参加しました。
 場所は御池中学の前にあるイタリアンレストラン「ストラーダ」です。店内に入ると、大きなスクリーンの前におびただしい数のワイングラスが輝き、いやがうえにも期待が膨らみます。出席の方々は御夫婦が多く、いかにもというより気軽に飲みに来ましたという雰囲気です。
 協会の垣田理事長のご挨拶に続き、山本博先生(本日の講師)の登場です。スライドを用いて、良い葡萄の木の根は深いという基本的なことから、葡萄酒が好きになる早道5項目、ブルゴーニュワインの黒葡萄の品種などの解説後、いよいよ本日1本目の試飲が始まりました。ブルゴーニュ地方の地図を参照しながら、畑によって全く味が異なる、日当たりの良い斜面が最適というお話を聞きつつ、次々と登場するすばらしいワインの味と香りに大満足です。
 ジュブレー・シャンベルタン、クロ・ド・ヴージョ、ヴォーヌ・ロマネなどの有名なワインを味わっていると、ついに本日の最後を飾るに相応しい「神の作りしワイン」と山本先生が叫ばれるニュイサン・ジョルジュのクロ・デ・コルヴェです。あのロマネ・コンティのオーナーが共同経営者で、ミランダージュ(結実不良を生じたために実が小さく糖度とアロマが凝縮している)を使用しています。さすがに試飲後の残り香が長くパワフルで圧倒されます。
 1時間にわたる試飲会は以上で終了ですが、引き続きスパークリングワインで乾杯しつつ、食事会の始まりです。おいしいイタリア料理とともにイタリアワインを飲みつつ、夜が更けていきました。
 最後に、このようなすばらしい試飲会を開催して下さった保険医協会の皆様と、講師をしていただいた山本先生に感謝致します。

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