救急車の出動2年ぶり減少/適正利用の広報が奏功  PDF

救急車の出動2年ぶり減少/適正利用の広報が奏功

 2008年に全国の救急車が出動した件数は07年比3.6%減の510万31件で、2年ぶりに減少したことが2月5日、総務省消防庁の集計(速報値)で分かった。搬送人数も4.5%減の468万606人だった。

 出動件数の減少理由として、緊急性のない出動要請を控えるなど「救急車の適正利用に関する市民への広報活動」や、「頻繁に利用する人への個別指導」などの効果を挙げる消防本部が多かった。

 年間出動件数は、統計を取り始めた1964年から増加し続けていたが、06年に初めて減少。07年は微増だった。【共同】(2/9MEDIFAXより)

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