改定の基本方針は「新会議」が建議/民主、中医協改革で  PDF

改定の基本方針は「新会議」が建議/民主、中医協改革で

 民主党は、中医協や社会保障審議会・医療部会などによる診療報酬改定のプロセスに、メスを入れる方針で検討を進めている。現在、社保審の医療部会と医療保険部会で決めている改定の基本方針は、首相または内閣の下に新たに創設する会議体で策定。基本方針は首相(内閣)に建議し、その内容に沿って診療報酬の点数項目を中医協で議論する。民主党の足立信也政調副会長(厚労担当)は「基本方針の決め方の道筋がこれまでと異なってくるので、中医協の守備範囲も自ずと変わってくる」と述べ、新しい会議体の創設が中医協改革につながるとした。

 民主党の岡田克也幹事長が診療報酬改定に国会が関与する「中医協改革」を提案していることについて足立政調副会長は、岡田氏が提案する国会関与とは、診療報酬改定の方針を厚生労働省の審議会で決めるのではなく、新たな会議体で決めることを意味していると説明した。(8/12MEDIFAXより)

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