支払い業務の一元化、7月実施へ/支払基金  PDF

支払い業務の一元化、7月実施へ/支払基金

 社会保険診療報酬支払基金は4月25日の定例会見で、資金管理業務の本部一元化について7月から実施する見通しを明らかにした。当初は4月を予定していたが、東日本大震災の影響で延期となっていた。

 資金管理業務を本部へ一元化した後は、全保険者からの収納業務と、全医療機関への支払い業務は、みずほ銀行を通じて実施する。2011年5月診療分(7月21日支払い)からの開始を予定している。ただ、3月中旬にみずほ銀行でシステム障害が発生したことから、支払基金は「みずほ銀行のシステム障害に関わる再発防止策を適切に判断することが大前提になる」としている。

 資金管理業務の本部一元化は、支部で行っている診療報酬などの収納・支払いに関する業務を本部で一元的に処理することで、業務処理の効率化を図るのが目的。(4/26MEDIFAXより)

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