投稿 詩 谷口 謙(北丹)  PDF

投稿 詩 谷口 謙(北丹)

黙って耐えて
何百回となく
ボールペンを走らせた
書いて書いて取りえがあったか
何もないことはわかっているが
それでも辛抱強く詩を書いた
老いの淋しさを
いや その嬉しさを
ぼくは信じて詩を書いた

ページの先頭へ