後期高齢者廃止求め大集会/東京
東京都内で「12・14後期高齢者医療制度の廃止を求める東京大集会」(主催・後期高齢者医療制度の廃止を求める東京連絡会:東京保険医協会など30団体で構成)が、12月14日に開かれた。冷たい雨が降りそそぐ中、日比谷公園野外音楽堂に約5000人が集まった。
集会では、民主、共産、社民、新党日本各党の国会議員が来賓として登壇し、参加者を激励し、国民新党と無所属議員からの賛同メッセージも紹介された。
参加団体の代表として、東京保険医協会・塩安佳樹会長が「政府与党はこの人数を刮目して見よ。われわれの熱い怒りを、瞠目を持って肌で感ぜよ」と述べ、政府与党の国民軽視の姿勢を批判。後期高齢者の健診が義務から努力目標となったことを取りあげ、「国は高齢者を見捨てたということだ」と指摘した。集会後、参加者は銀座をパレード。当日の集会・パレードの模様は、フジテレビやテレビ朝日のニュースで報道された。