後期高齢者医療の円滑化で提言へ/広域連合の全国組織発足  PDF

後期高齢者医療の円滑化で提言へ/広域連合の全国組織発足

 後期高齢者医療制度の円滑な運営・進展のための制度運営主体となる都道府県広域連合で組織する「全国後期高齢者医療広域連合協議会」が6月3日、発足した。同日開いた広域連合長会議では、会長に横尾俊彦佐賀県広域連合長(多久市長)を選出。横尾会長は「全国それぞれの広域連合が抱えている運営上の課題について意見を集約し、国に提案をしていくことが大切」と述べた。

 同日は、定期的に開催する広域連合長会議や幹事会、事務局長会議を通じて連絡調整を図ることや、必要な制度改善を国に提案するなどの2009年度事業計画を決めた。

 会合に出席した議員からは、後期高齢者医療制度の見直しなどをめぐる混乱に関連し、「政権奪取の動きが絡んで国民を混乱させている」など、国会での議論や厚労省の姿勢に対する上満の声も上がった。(6/4MEDIFAXより)

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