後期高齢者の保険者機能評価結果を公表/厚労省  PDF

後期高齢者の保険者機能評価結果を公表/厚労省

 厚生労働省は8月31日、後期高齢者医療制度の運営主体である広域連合の保険者機能について2008年度自己評価結果を公表した。「保険料の収納対策」「高齢者の健康づくり」「医療費適正化」の3分野(各分野最高25点)を合わせた評価結果は平均で34.9点だった。自己評価は、「保険料の収納対策」では▽収納率向上▽口座振替の推進▽広報―、「医療費適正化の取り組み」では▽重複・頻回受診者への訪問指導の実施状況▽医療費通知等の実施状況―など、各分野で5つの評価項目に基づいて0−5点で評価した。各分野の平均点は「保険料の収納対策」9.0点、「高齢者の健康づくり」11.0点、「医療費適正化」14.9点。

 「医療費適正化」のうち重複・頻回受診者への訪問指導は47広域連合のうち37団体で実施していなかった。また、「ジェネリック医薬品お願いカード」の作成配布を実施していたのは4団体、後発品を使用した場合の個別影響額のお知らせを実施していたのは1団体にとどまった。(9/1MEDIFAXより)

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