後期高齢者の保険料見直しで年間7000円軽減/厚労省調べ
後期高齢者医療制度の保険料軽減策を行った場合、対象となる低所得者の2008年度の保険料は全国平均で1人当たり約7000円安くなることが厚生労働省の調べで分かった。同省が11月7日の民主党・厚生労働部門会議で示した。
08年4月1日時点での1人当たりの保険料の平均額は年間7万2000円。6月に政府・与党が決めた保険料軽減策を講じた場合は9.7%減の6万5000円になるとした。
政府・与党の低所得者向けの保険料軽減策は、すべての被保険者が負担する「均等割」を7割から8.5割に軽減するほか、年間の年金収入が153万−210万円程度の高齢者に対し50%程度を軽減する。(11/10MEDIFAXより)