後期高齢者、保険料額は2.1%増/10−11年度  PDF

後期高齢者、保険料額は2.1%増/10−11年度

 厚生労働省は3月30日、後期高齢者医療制度の2010、11両年度の保険料率を公表した。全国平均で被保険者1人当たりの保険料額は09年度比2.1%増の6万3300円だった。

 被保険者1人当たりの保険料額が09年度より増加したのは31広域連合で、徳島(7.7%増)、広島(5.8%増)などで増加率が高かった。一方、保険料額が下がったのは茨城(5.4%減)など15広域連合、増減なしは和歌山のみだった。

 保険料額引き上げ抑制のため、46広域連合が08年度の給付実績が見込みを下回ったことに伴う剰余金1139億円を活用したほか、31都道府県が計755億円の財政安定化基金を取り崩した。(3/31MEDIFAXより)

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