常勤保健師は都道府県で減少、市区町村で増加/13年度調査  PDF

常勤保健師は都道府県で減少、市区町村で増加/13年度調査

 厚生労働省は10月7日、2013年度保健師活動領域調査の結果を発表した。地方自治体の常勤保健師は3万2516人で、12年度から392人増加した。内訳を見ると、都道府県が4929人(15.2%)で30人減、市区町村が2万7587人(84.8%)で422人増だった。市区町村の保健師数は、保健所設置市が7088人(21.8%)、特別区が1173人(3.6%)、市町村が1万9326人(59.4%)だった。

 常勤保健師数を所属部門別に見ると、都道府県では本庁に710人(都道府県全体の14.4%)、保健所に3628人(同73.6%)。市区町村では、本庁に9508人(市区町村全体の34.5%)、保健所に3143人(同11.4%)、市町村保健センターに1万329人(同37.4%)となっている。

 保健師活動領域調査には、保健師の所属や職位などを毎年把握する「領域調査」と、活動内容や活動時間などを調べる3年ごとの「活動調査」の2種類があり、13年度は「領域調査」のみを実施した。全国の都道府県、市区町村を対象に、13年5月1日時点の状況を調べている。(10/9MEDIFAXより)

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