常勤保健師、約84%が市区町村所属/厚労省、自治体を調査
厚生労働省は2月25日、2009年度保健師活動領域調査の結果を発表した。地方自治体の常勤保健師は合計3万1699人で、うち都道府県の常勤保健師は5058人(16.0%)、保健所設置市が6442人(20.3%)、特別区が1148人(3.6%)、市町村が1万9051人(60.1%)で、市区町村で約84%を占めた。
また、常勤保健師数を所属別に見ると、都道府県と保健所設置市では保健所の保健福祉部門に最も多いが、特別区や市町村では市町村保健センターが多かった。
調査は、保健師の活動領域の拡大を踏まえ、保健師の活動の実態を的確に把握し、今後の施策の基礎データとすることを目的に09年度から実施している。(2/26MEDIFAXより)