市町村国保、厳しい財政状況続く/厚労省10年度分公表
厚生労働省は2月3日、2010年度の市町村国保と
後期高齢者医療制度の財政状況(速報)を公表した。市町村国保では収入13兆1253億円(前年度比1.7%増)に対し、支出が12兆9900億円(同1.4%増)。決算補填のための一般会計繰入金を除いた収支は3900億円の赤字で、赤字額は前年から650億円増加した。
10年度の後期高齢者医療広域連合の財政状況については、収入合計が12兆2421億円、支出合計が12兆1127億円。実質的な単年度収支は95億円の赤字だが、前年度までの余剰金などで1293億円の黒字となった。(2/6MEDIFAXより)