安全保障法案に反対する 医師・医学者アピールに賛同を
協会は「安全保障関連法案に反対する医師・医学者アピール」賛同に取り組みます。会員向けには往復ハガキを送付するなどして賛同を募り、協会のホームページで公表予定です。円山野外音楽堂で開催予定の「京都アクション7・18府民大集会」に向け、アピールしていくため、第一次締切を7月15日とします。公表するのは氏名と肩書(㈰医療機関名㈪団体の役職名—のいずれか)。賛同は、返信用ハガキ、ファクス、メールでも受け付けるので、ぜひともご協力下さい。
アピール
安倍政権は「戦争をしない国」から「戦争をする国」への大転換を強引にはかろうとしています。集団的自衛権の行使を可能にし、アメリカなどが海外で行う軍事行動に加担する安全保障関連法案の今国会での成立が目論まれています。しかし、衆議院憲法審査会の参考人質疑で与党推薦も含めた憲法学者から揃って「違憲」との認識をつきつけられ、法案の正当性と立憲主義が改めて問われる事態となっています。
それでも政府は国民の不安や疑問に答える姿勢を示さないばかりか、今国会のみで通してしまおうと大幅会期延長を決めました。国民の多くが法案に否定的な中、数の力だけで押し通すようなことがあってはなりません。私たち、いのちを守ることを使命とする医師・医学者は、日本を再び戦争する国にしないため、この法案の成立に断固反対します。
ポスター運動にも参加を
同時並行で全ての医療従事者による「戦争法案」に反対するポスター運動も展開します。これは、ポスター作成への賛同金を集めて、名前を掲載し、そのポスターを医療機関等に掲示してもらうというもの。近日中に案内チラシを送付予定なので、ご協力をお願いします。