子育て支援サービスの政策評価で議論/厚労省・有識者会議
厚生労働省の「政策評価に関する有識者会議」が7月30日に開かれた。同日の会議では少子化社会対策での子育て支援サービスの内容が評価対象となった。厚労省は、2003年には445カ所だった病児・病後児保育の実施カ所数が、04年に496カ所、05年598カ所、06年682カ所、07年998カ所と拡大傾向にあることを報告し、病児・病後児保育のニーズは高く、実施拡大は有効と評価した。目標値は09年度までに1500カ所としている。
今回の政策評価は「骨太の方針07」に基づいて行った。骨太08でも、骨太07のプロセスにのっとり、少子化社会対策関連の施策など、重要対象分野の政策評価を実施することとしている。厚労省は同日の議論を踏まえ、評価結果を総務省に提出。総務省は11月に経済財政諮問会議に提出する予定。(7/31MEDIFAXより)