子宮頸がんで集団接種開始/大田原市で、全額助成  PDF

子宮頸がんで集団接種開始/大田原市で、全額助成

 栃木県大田原市で5月13日、小学6年の女児を対象に子宮頸がん予防ワクチンの集団接種が始まった。費用は市の全額助成で、日本産科婦人科学会などによると、公費による集団接種は、大田原市以外には聞いたことがないという。

 市によると、最初の集団接種が実施されたのは市立金丸小学校で、事前に保護者や児童への説明会も実施。現在、集団接種の対象女児の約99%が希望している。

 子宮頸がんはヒトパピローマウイルス(HPV)が原因で発症。性交渉を通じて感染するため、予防には若年層へのワクチン接種が有効とされる。
【共同】(5/17MEDIFAXより)

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