子宮がん検診に公費負担/京都市方針、妊婦健診とセットで無料
京都市議会の2月定例会は2月26日、本会議を再開し、各会派代表者による一般質問を行った。市は2009年度から子宮がん検診を妊婦健診とセットで受けられるよう公費負担を拡充する方針を明らかにした。セットで受診した場合の子宮がん検診の自己負担額は現行の100円から無料となり、低調に推移している子宮がん検診の受診率アップにつなげていく。
子宮がん検診は20歳以上の女性を対象に2年に1回実施している。京都市の受診率は207年度で8.5%にとどまっている。
このため、市は09年度から妊婦健診の公費負担を現在の5回分から14回分に拡充することに合わせ、新たに子宮がん検診を検査項目に加え、受診料を無料にする。