子ども医療費で日経に抗議と要望 助成制度の意義正しい理解を  PDF

子ども医療費で日経に抗議と要望 助成制度の意義正しい理解を

 
 新たな混合診療拡大策として安倍政権が打ち出した「患者申出療養」は、2015年の通常国会で健康保険法改正案に盛り込む形で提出されようとしている。
 協会は、従来より医療に格差を持ち込む混合診療に反対しているが、今回提案されている「患者申出療養」は格差のみにとどまらず、医療で稼ぐことを目的に、新薬や新技術開発のためのデータ集めを、患者の自己負担と医療保険の財政を使った「実験医療」として行うものである。
 なおかつ、そうした治療の結果が芳しくなかった場合の責任は、患者と医師、医療機関に押しつけられることになる。
 協会は、「保険で良い医療」を求める立場から、あらゆる混合診療拡大に反対する。協会独自の久々の患者窓口署名であり、本号に署名用紙10枚、ポスター1枚および返信用封筒を同封しているので、会員各位のご協力をお願いしたい。
 なお、署名用紙追加のご希望は協会事務局までご連絡を。協会ホームページ(http://www.healthnet.jp/)からもダウンロードが可能。

ページの先頭へ