妄言多謝
加藤善一郎(下西)
(日本) 第二次世界大戦後65年、無期懲役でも赦される年期ではある。A級は別として、そのほとんどが上官の強制によるBC級戦犯は、「ああモンテンルパの夜は更けて」の流行歌普及以後、かなり赦されたようで、原爆投下の負い目か、対独よりは緩くなったとも。
新聞への投書で、「独立国だのに」との内容多々あるが、核の傘の国防、米兵器産業の状況などを見ると、今でも従属であり、本義の独立国とは思えない。
(沖縄) 県民のご苦労には只々感謝ですが、東アジア防衛戦略基地であることに異論はない。グアムはかなり遠い。県外移設だが、候補地は揃って絶対反対を宣言。
今までの政権は見ぬふりをしてきたのだろうか、50年経った安保もあるが…。
(中国) とにかく超過大人口。異民族も抱える大国。指導者も大変。最近1割弱の党員に、経済戦に負けぬよう「金持になれ」と奨めているとか。土地収用や改造には全体主義的命令。経済戦には資本蓄積と運用など資本主義と、両方を巧みに。また全アジアにわたる華僑財閥とは? いずれ貧困層に富を頒けるだろうが。
(拉致問題) 素朴な考えで当方は超党で。過ぎる歳月。まずは「六国協再開」か。相手は恨(ハン)千年の国。
(福祉国家) 北欧中欧の数カ国を理想国家視。でもどの国も日本などより遙かに少ない人口。前もって過半の徴税が基礎にある。今更真似られないのでは。別として独英仏なども人口日本の3分の1ぐらい。
(子殺し) 再婚などでは、前夫の子を新しい夫は、原則として快くは思わない。所謂ママコが過半。周りに義心あればだが、やむなく継子殺し。人情少ない昨今ではある。
(大店法) 施行されて長年に、思うに大店では一挙に、薬剤まで購入可能になり、従来の薬局の廃業にまで及んできた。第一線医療機関も?
若い忙しい人には、旧来のお店との対話など苦手。また人の外出だが、今のアパート住居の立体的などから、皆一斉に通りに付和雷同的に出られない。少産もだが、昔に比べて、通りには人影は著減した。それにしても、中小都市の繁華街がシャッターを下ろしているさびれた情景には心痛の限り。