失業保険積み立ては過剰/無駄ゼロ会議、厚労省に見直し要求  PDF

失業保険積み立ては過剰/無駄ゼロ会議、厚労省に見直し要求

 政府の「行政支出総点検会議」(無駄ゼロ会議)の作業チームは11月11日の会合で、失業保険を扱う労働保険特別会計(雇用勘定) の約5兆円の積立金が失業率見込みに比べて過大であるとして、所管の厚生労働省に見直しを求めた。このため、2009年度の国庫からの資金投入も不要だと伝えた。

 会合では、同特会を含め、13特会・勘定について剰余金の活用策や積み立て水準の見直し、国民への十分な説明を所管省庁に要請した。

 無駄ゼロ会議は、歳出削減を目的に08年7月、官房長官の下に設置した。メンバーは座長の茂木友三郎キッコーマン会長ら10人。(11/12MEDIFAXより)

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