大臣政策室と政策官を設置/厚労省、改革推進室を改組
厚生労働省は7月1日、厚労省改革に向け2008年7月に設置した「改革推進室」を改組し、「大臣政策室」と「政策官」を設置した。大臣政策室は厚労大臣直属で、重要な政策課題などについて大臣が適時・適切な判断を行う際の補佐的役割をとる。
大臣政策室は(1)広範な情報収集と適切な情報提供(2)厚労大臣の判断・指示に当たっての論点整理(3)関係省庁・省内部局との連絡・調整―が主な職務で、厚労大臣は大臣政務室に対し特別事項の指示を行う。改革推進室との違いについて、厚労省は「政策についての大臣の意志決定の補佐的役割をとることを明確にした」(大臣官房総務課)としている。
大臣政策室長については、改革推進室に引き続き福嶋輝彦・厚労大臣秘書官を充てた。政策室に配置する政策官は各省庁と民間から11人を配置。政策官は改革推進室のメンバーに加え、「年金記録問題作業委員会」委員の三木雄信・JFP代表取締役社長を任命した。(7/2MEDIFAXより)