外来患者、前月比11万人増/病院報告08年2月
厚生労働省がまとめた2008年2月分の病院報告(概数) によると、病院の1日平均患者数は総数で136万1567人となり、前月から4万2354人増加した。病床別に見ると一般病床は72万7515人で、前月比3万7993人増。療養病床は31万3687人、精神病床は31万6552人で、前月比はそれぞれ3205人増、1157人増だった。介護療養病床は9万4573人で、前月から106人減少した。
一方、外来患者数は前月比11万4131人増の147万2610人だった。
病院の平均在院日数は34.1日で、前月から2.0日減少した。病床別の内訳は、一般病床19.4日、療養病床173.5日、介護療養病床287.6日で、それぞれ前月比は0.6日減、13.6日減、21.0日減などとなっている。病院のすべての病床区分で減少傾向を示し、また、診療所の療養病床、介護療養病床も前月から減少した。
病院の月末病床利用率は83.5%で、前月より0.2ポイントの減少。病床別ではとくに一般病床の減少が顕著で、前月比0.5ポイント減の78.7%となっている。(8/18MEDIFAXより)