外国人受け入れ認証制度、実施団体はニチイ学館
厚生労働省は4月28日、2011年度から開始する「外国人患者受け入れ医療機関認証制度」の実施団体として、医療事務などの医療機関運営業務を受託するニチイ学館(齊藤正俊社長)を選定したことを明らかにした。
厚労省は政府が10年6月に閣議決定した新成長戦略を受け、外国人患者を受け入れる医療機関の質を確保するための第三者認証制度の整備に向けて実施団体を公募した。3月18日の応募書類の提出期限までに、同社を含む数団体が応募していた。
選定結果を受けてニチイ学館広報課は本紙の取材に「外国人受け入れ医療機関認証制度を整えるべく、国内医療機関の体制づくりの一環として、安心して利用できる環境を整備していきたい」と応えた。(5/2MEDIFAXより)