基本を楽しく学ぼう! 新職員対象に研修会開く  PDF

基本を楽しく学ぼう! 新職員対象に研修会開く

 協会は、楽しく・わかりやすく・ためになると、毎回多くの参加者から好評を得ている「新しく医療機関に勤められた方のための研修会」を4月11日、18日の2回にわたり開催。のべ64人が参加した。1日目は(1)「医事紛争から見た医療従事者としての心構え」と題して医療安全対策部会副理事長林一資氏より、(2)「知っておきたい保険基礎知識(請求留意事項)」と題して保険部会田中正明理事より解説した。また、2日目は元日本航空客室乗務員茂木治子氏より「医院・診療所での接遇マナー研修・初級編」を講習した。以下は接遇マナー研修に参加した方の参加記である。

参加記 ネガティブだった私がポジティブに!

鳥原 有/こうクリニック(山科)

 「頭ではわかっていても行動に移せない」「理屈ではわかっていても実務に活かせていない」。

 今回のマナー研修会を受け、改めて私が感じたことでした。私自身、今まで生きてきた中で“誠実”という言葉の意味を考えたことや、言葉遣いは「明るく・わかりやすく・はっきり」等といった根本的な接遇に対する心構えを考えたこともなく、研修を受けるまでは私生活でも勤務中においても、すべて自分なりのニュアンスで捉え行動していたように思います。

 そんな中で、研修会での茂木先生のお話はどれも興味深く大変為になるもので、ご自身の病院での体験談やP・D・C・Aのサイクルは自己実現の為にも役立つこと、メラビアンの法則といった様々な角度からのお話は、私達が普段できているようでできていないことをとてもわかりやすく、楽しく教えていただきました。

 本当にあっという間の2時間で、接遇研修というより一人の人間として生きていく上での大切なことを色々と学べたように思います。

 今までネガティブだった私がポジティブな私に、講習会が終わった後は、たった2時間で生まれ変わったような気分で、もっと茂木先生の色々なお話を聴き、人間的にもスキルアップしたい!と思いました。

 「『ありがとう』を言う人の周りには『ありがとう』が増える」という茂木先生の言葉にとても感銘を受け、これからの私は自分の周りの人達に素直に「ありがとう」を沢山伝え、今回の研修会で学んだことを常に念頭に置き、患者様一人ひとりに誠実に接していきたいと思います。

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